ベアレン×ミッケラーのコラボ醸造で「ウィーンラガー」発売!

「ミッケラー×ベアレン クールシップ ウィーンラガー」

ベアレン醸造所(岩手県盛岡市)は2021年3月6日(土)、デンマークの世界的ブルワリーであるミッケラーMikkeller)とコラボ醸造した限定ビール「ミッケラー×ベアレン クールシップ ウィーンラガー」を発売します。

 


デンマーク発のファントムブルワリーとコラボ


ラベルデザインはMikkeller本社のデザイナーが担当

特定の醸造所を持たない「ファントムブルワリー」であるミッケーラーは、これまでも各国の名だたるブルワリーとコラボ醸造を行ってきました。

今回は、「伝統製法で最もうまいラガービールをつくるクラフトビールメーカー」を日本国内で探していたというミッケラージャパン代表のハミルトン氏から、ベアレンの「クールシップ麦汁冷却槽)」を使った、“ウィーンラガー”と呼ばれるスタイルのラガービールをコラボ醸造したいというオファーがあったとのこと。

そこで、ベアレンがテスト醸造したビールをテイスティングのうえ、ミッケラー側でレシピのイメージや使用ホップのアイディアなどをフィードバック。醸造にあたってはミッケラー側の担当者も盛岡市の醸造所に足を運び、設備の確認や打ち合わせを経て、仕込みも立ち会って進めたそうです。

 

100年以上前の設備「クールシップ」を使用


クールシップでの作業の様子

本商品の醸造では、国内でベアレンだけが所有するという100年以上前の設備「クールシップ」が特別に使用されました。

「クールシップ」とは、煮沸後の麦汁を発酵に適した温度まで冷却させる設備。現代のビールづくりでは熱交換器で一気に冷却させる方法が主流となりますが、これに対して「クールシップ」は、熱伝導率が高い銅製の、広く浅いシップ(槽)に移すことで自然冷却します。

また今回は、この麦汁冷却プロセスでホップを浸すことにより、熱による香り成分の揮発を抑え、より豊かな香りづけを行う「ドライホッピング」手法も併せて採用されました。ホップは2020年秋に収穫したばかりのドイツ産アロマホップを、乾燥させず生のまま空輸で取り寄せて使用したそう。

こうして完成した本商品は、赤褐色の色合いのなか、モルティでコクのある味わいとともに、落ち着いた香りとまろやかな苦みが感じられる仕上がりになったとしています。

 


「ミッケラー×ベアレン クールシップ ウィーンラガー」概要

商品名
「ミッケラー×ベアレン クールシップ ウィーンラガー(COOL-SHIP VIENNA LAGER MIKKELLER × BAEREN)」
原材料
麦芽(ドイツ産)、ホップ
スタイル
ウィーンラガー
アルコール度数
5.5%
内容量
330ml瓶
販売開始
2021年3月6 日(土)
希望小売価格
440円(税込)/1本
製造数
約14,000本分(ビン換算)
※うち約2,000本分はデンマークへ輸出
販売場所
ボトルビール:ベアレン醸造所直売所、直営レストラン、ベアレンWebショップ、岩手県内スーパー・飲食店・酒販店
樽生ビール:ミッケラー直営レストラン(樽生ビール)
<コラボ記念Tシャルについて>
今回のビール発売にあたっては、記念Tシャツも150着限定で販売予定となっています。

・Tシャル販売価格:2,750円(税込)
・Tシャル販売場所:ベアレン醸造所直売所、ベアレン直営レストラン、ベアレンWebショップ、ミッケラー直営レストラン2店舗

Webサイト
クラシックビール「ベアレン」本店Webショップ
クラシックビール「ベアレン」ブランドページ(直営店情報含む)
「Mikkeller Tokyo」(渋谷)Facebook
「Mikkeller Kanda」(神田)Facebook

 

 

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