福岡×ポートランドでコラボ缶ビール醸造目指しクラファン始動!
福岡のブルーパブ「FUKUOKA CRAFT(フクオカクラフト)」は2020年3月25日(水)、同社クラフトビール缶製品の製造および全国販売を目指しクラウドファンディングをスタートさせました。期間は4月27日(月)までとなります。
天神・大名生まれのクラフトビール
FUKUOKA CRAFTが福岡の天神・大名地区で国内外クラフトビールの提供をスタートしたのは2017年。
その後、2018年からは店舗の一角に小さなビール醸造所をつくり、ブルーパブ(ビール醸造併設パブ)として、店名を受け継いだオリジナルビールブランド「フクオカクラフト」を業務用樽製品および店頭で提供しています。
第1弾はアメリカンペールエール
そんなFUKUOKA CRAFTが今回、ファンのリクエストに応えて缶ビール製品の製造・発売を目指すことになりました。
製品第1弾は「アメリカンペールエール」。一般的にはホップのフレーバーが前面に出やすいビアスタイル(ビールの種類)ですが、同ブルワリーではモルトのフレーバーを主軸にホップの香りと味が楽しめるという独自の香味に仕上げているそう。
米国産MosaicおよびCitraホップによる柑橘系のフレーバー、そして杏やマンゴーを思わせるフレーバーのハーモニーが楽しめる一方、苦味は控えめで幅広い世代から人気を集めているとのことです。
クラフトビールの新しい可能性を
ブルワーは米ミシガン州出身で日本在住18年のデビッド・ビクター(David Victor)氏です。
もともとは技術翻訳で会社勤めをしていたそうですが、ビールへの情熱をもって2015年に脱サラしてブルワーの道へ。
ホームブリューイング経験を経て、Outsider Brewing(山梨)やDevilcraft(東京)でブルワーとして研鑽。米国の醸造所でも研修経験があり、現在はFUKUOKA CRAFTでキャリア3年目になります。
アメリカンスタイルらしくホップのキャラクターを活かしつつ、一方では「クラフトビールの可能性を示す新しいビールもつくっていきたい」というビクター氏。最近は東京のビアバーWatering Holeとのコラボで、生姜や胡麻の味が効いたミルクシェークIPA「とんこつIPA」も醸造しました。
醸造は聖地ポートランドで!
ただし、FUKUOKA CRAFTの醸造能力は今のところ月2KLで提供量に限界があるため、今回は同社レシピをベースに他のブルワリーでOEM生産を行う、いわゆるファントムブルワリーの形式を選びました。
そのうえで、「どうせならクラフトビールの本場でコラボしたい」とのことで、醸造とパッケージ化は米ポートランドの醸造所「LABrewatory(ラブリュワトリー)」が行うことに。LABrewatoryで醸造後、FUKUOKA CRAFTの事業主体である(株)EFMがインポーターとして日本へ商品を輸送します。
「DIYスピリッツあふれる大小さまざまな醸造所が活躍するポートランドで、新たなノウハウを吸収しつつ、福岡と母国アメリカをクラフトビールでつなぐ架け橋になりたい」というビクター氏。
製造や配送コストの都合上、最低でも3,000本以上の予約が必要となっており、今回のクラウドファンディングを通して全国のビールファンから予約を受け付け、新しい缶ビールをより多くの方へ届けたいとしています。
クラウドファンディング情報
「FUKUOKA CRAFT」店舗概要
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Posted by shioriworks0520
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