まろやか、でもスッキリ!銀河高原ビール「そよ風のケルシュ」

銀河高原ビール「そよ風のケルシュ」

銀河高原ビールが2019年6月に発売した限定ビール「そよ風のケルシュ」を飲んでみました。「ケルシュKölsch)」とはドイツのケルン地方で伝統的に醸造されているビアスタイル(ビールの種類)で、エールビールに分類されます。

 


“わんこそば風”に楽しむスタイル

銀河高原ビール「そよ風のケルシュ」

1986年に定められた地理的表示保護制度である「ケルシュ協定」によって、ケルン地方でつくられたものだけが正式に「ケルシュ」を名乗ることができるという今回のビアスタイル。

一般的には15~25℃の温度で発酵が行われるエール(上面発酵)ビールですが、ケルシュはラガー(下面発酵)ビールに近い低温で発酵が行われるほか、アルコール度数は5%前後と低めの設定になっています。

本場ドイツでは、試験管を少し太くしたような「シュタンゲ」と呼ばれる小さな容器とともに、わんこそばのようなスタイルで次々杯を重ねる飲み方をするそうです。

 

エールとラガー双方の魅力が融合

銀河高原ビール「そよ風のケルシュ」

というわけで、「シュタンゲ」ではありませんが、それに近い形のグラスを使って飲んでみました。

明るい黄金の液色で、小麦由来ということなのか、少しクラウディなアピアランスが特徴的です。

口に含んでみると、わずかにとろみを感じるマウスフィールで、ボディはしっかり目。フラワリーな香りやフルーティーな味わいはいかにもエールビールらしい仕上がりですが、一方ではドライでスッキリしたのどごしからラガー的なドリンカビリティの高さも感じます。

たしかにエールとラガーの良いところを凝縮したような魅力があって、万人向けに幅広いマリアージュが成立するビールだと感じました。もっともっと日本で広がって欲しいビアスタイルです。

 


「そよ風のケルシュ」概要

>>>BEER
そよ風のケルシュ
Soyokaze no Kölsch(Kölsch the Gentle Breeze)
(350ml, Alc5%)
>>>BREWERY
銀河高原ビール
GingaKogenBeer
>>>INGREDIENTS
麦芽(大麦・小麦)、ホップ
Barley Malt, Wheat Malt, Hop
>>>BEER STYLE
ケルシュ
Kölsch
>>>MEMO
「その風のケルシュ」商品情報

 

 

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