キリンビール、AIを活用したビール濾過計画の自動化によって年間で約1500時間の生産性向上へ

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キリンビールは2019年3月、ビール製造工程において、AIを活用して最適な濾過計画を立案するシステムをNTTデータと共同開発したと発表しました。3月上旬からキリンビール福岡工場で試運用を開始したのち、4月から本格稼働の予定としています。
熟練者のノウハウをベースにシステム構築
ビール類の醸造プロセス
開発の対象となったのは、本社および各工場の連携によるビール製造計画のなかで「仕込」「濾過」「パッケージング」などの計画を立てているキリンビール福岡工場です。具体的には、主に仕込→発酵→貯蔵→濾過→保管という5つのプロセスで進められるビール類の醸造において、今回はAIを活用した「濾過計画業務」の自動化が行われます。
「濾過計画」とは、商品のパッケージング・出荷を見越し、醸造における貯蔵→濾過→保管の工程において、どの液種をどのタンクに移していくかを計画する業務。さまざまな条件を勘案しながら立案する必要があり、これまでは熟練者の知見に頼る部分が多かったそう。
そこで、今回は福岡工場の熟練者からそうした計画立案のノウハウをヒアリングし、8カ月かけてシステムを構築。これにより、熟練者が1回につき最大6.5時間程度かけていた計画が最短30分に短縮され、年間で最大9割強、約1,500時間の効率化につながるとのこと。工場では、その創出された時間でさらなる品質向上に向けた取り組みや、熟練者からの技術伝承を進めていきたいとしています。
システム概要
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Follow @alwayslovebeertPosted by 山本兼司
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