6県11醸造所が同時発売！「第15回東北魂ビールプロジェクト」

2021-03-11

世嬉の一酒造（岩手県一関市）等、東北6県のブルワリー11社は2021年3月4日（木）、「第15回東北魂ビールプロジェクト」として、それぞれ限定ビールを発売しました。東日本大震災復興への感謝の意を込め、各地域の米やホップを使用したビールとなります。

「東北魂ビールプロジェクト」とは

「東北魂ビールプロジェクト」は、東北のビール醸造家が集まり、互いの経験・知識をオープンにしながら技術を高め合うというプロジェクト。活動の一環として毎年数本のビール仕込みも共同で行っています。

今年はコロナ禍で集まることが難しかったため、共同のビールづくりはできなかった一方、「各地域の米とホップを使用したビールを提供すること」を条件とし、各社が同じ時期に限定ビールを醸造・販売することになりました。

現在は14社のクラフトブルワリーが参画

本プロジェクトのスタートは10年前。3.11の震災で被災しながらも、全国のファンから集まった支援によってビール醸造を継続することができたという東北のブルワリー数社が、ビールの品質による恩返しを目指し本プロジェクトが立ち上がりました。

それから徐々に賛同ブルワリーが増え、現在は14社のクラフトビールメーカー、キリンビール仙台工場、そしてスプリングバレーブルワリーが加わる形で、現在も継続して勉強会が開催されています。

今年は東日本大震災から10年目ということで、全国からの支援を忘れず、ビールの品質をたゆまず向上させるためにも、可能な形でプロジェクトを継続する運びになったとしています。

「第15回 東北魂ビールプロジェクト」概要

いわて蔵ビール（岩手県）

遠野麦酒ZUMONA（岩手県）

秋田あくらビール（秋田県）

田沢湖ビール（秋田県）

OIRASE Brewery（青森県）

仙南シンケンファクトリー（宮城県）

BLACK TIDE BREWING（宮城県）

Argon Brewing（宮城県）

福島路ビール（福島県）

南会津マウンテンブルーイング（福島県）

米沢ジャックスブルワリー（山形県）