ベアレンとミッケラーのコラボ！｢ウィーンラガー｣が今年も発売

2023-03-06

ベアレン醸造所（岩手県盛岡市）は2023年2月27日（月）、デンマークのブルワリー、ミッケラー（Mikkeller）とのコラボレーションビール「ミッケラー×ベアレン クールシップウィ-ンラガー」を数量限定発売しました。

伝統的なラガー醸造でコラボ

2006年にミッケル・ボルグ氏とクリスチャン・ケラー氏がコペンハーゲンで創業したミッケラーは、特定の醸造設備を持たない「ファントムブルワリー」として、世界各国の醸造所とコラボレーション。さまざまなビアスタイルへの挑戦、ビールイベントの開催、各国での直営レストラン出店、芸術的なボトルデザインなど、その革新的な姿勢でクラフトビール業界を牽引する存在として知られています。

本商品は、そんなミッケラーから「伝統的な製法で一番うまいラガービールをつくるくクラフトビール会社を日本国内で探していた」と、ベアレン醸造所に声がかかったことから生まれたというビール。盛岡市内のテストブルワリーで試験醸造を重ねて発売に至ったというこのコラボは、今回で3回目となります。

新たな希少ホップでドライホッピング

本商品の製造工程では、国内では唯一ベアレンン醸造所が所有する100年以上前の醸造設備「クールシップ（麦汁冷却槽）」を特別に使用し、麦汁の冷却とドライホッピング（※）による香りづけが行われました。

また、2023年バージョンでは苦味付けに使用するホップをリニューアルし、まだ正式に商品登録をされていない希少なホップを、ドイツ直輸入の“生ホップ”状態で使用。このドイツ直輸入ホップの苦味や香りのバランス、そしてドイツ産の高品質な麦芽との配合比を考えたうえで、マイスターの宮木孝夫（みやき・たかお）氏が今回のレシピを考案したそう。さらに今年は無濾過の生詰めも販売するとのことで、「ぜひ、濾過と無濾過の飲み比べも楽しんで欲しい」としています。

※ 通常仕込み（煮沸）工程で使用するホップに加えて、香りづけのホップを仕込み工程より後に「追いホップ」すること。

「ミッケラー×ベアレン クールシップウィーンラガー」概要