伊勢角屋麦酒、新橋で採取した野生酵母生まれのビールを発売！

2022-05-16

伊勢角屋麦酒（いせかどやビール：三重県伊勢市）は2022年5月13日（金）、旧新橋停車場（東京都港区）付近で採取したという野生酵母から生まれたビール「0 mile post（ゼロマイルポスト）」を、伊勢角屋麦酒エキュートエディション新橋店にて開栓しました。

フルーティー＆スモーキーな香り生む酵母

鉄道開業150年を記念して醸造されたという本商品。「新橋駅周辺で酵母を採取してビールをつくりたい」との想いから、明治5年に開業した日本最初の鉄道ターミナル・新橋停車場と同位置にある「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」の協力を得て、付近に生息している花や実を採取。その花実を調査した結果、「木瓜（ボケ）の実」から奇跡のような確率で野生酵母を採取でき、オリジナルビール醸造が実現したとのことです。

フルーティーかつスモーキーな特徴のある香りをつくり出すというその野生酵母を使ったうえで、今回はイギリスの世界的ビールコンペ「IBA：The International Brewing Awards」で2大会連続金賞を受賞した伊勢角屋麦酒の「ペールエール」をベースにレシピが設計されました。

そうして完成した本商品は、新橋オリジナル酵母が醸し出すリンゴやバナナのような香りと、メインで使用したアメリカンホップ「シトラ」由来のピーチやシトラスのような香りが融和し、豊かなフルーティさが感じられる仕上がりになったとのこと。また、華やかなファーストインプレッションにふさわしい、ほどよいボディとモルティさも併せ持ち、最初から最後まで楽しめるビールになったとしています。

「0 mile post」概要