サッポロビール、SORACHI 1984の一部売上をホップ生産者支援に寄付

サッポロビールは2025年12月、同社ビール製品「サッポロ SORACHI 1984」の売上の一部を、北海道上富良野町、および岩手県北ホップ農業協同組合に寄付したことを発表しました。
将来はソラチエース100%のビールづくりを
ビールづくりに欠かせない“ホップ”の生産者が年々減少しているなか、ホップ生産者の支援を目的に実施されたという本企画。今回は「サッポロ SORACHI 1984」ブランド初の取り組みとして、ユニバース、ベルジョイス、近畿圏ライフ、コープ東北サンネット、酒のやまや、イオン、ラルズ、道北アークス、東光ストア、北雄ラッキーの合計10社の協力のもと、同製品の売上1本あたり5円の寄付が行われました。
「サッポロ SORACHI 1984」はサッポロビールが1984年に開発し、現在、世界各国のビール醸造家からも人気を集めているホップ品種「ソラチエース」を100%使用(※)したというビールです。2019年4月に通年販売がスタートした本商品は、2024年には販売数量も前年比115%と好調に推移。サッポロビールは2023年に、北海道(上富良野町)と東北(岩手軽米町・青森田子町)でソラチエースの生産量を350㎏から4,000㎏まで増やすという大規模なホップ改植も行いました。
本商品は毎年のリニューアルによって国産ソラチエースの使用比率も増やしており、サッポロビールは将来的に国産ソラチエース100%で本商品をつくるという夢の実現を目指すとともに、「ホップでビールを選ぶという新しい楽しみ方」を顧客に提案し、日本のホップ産業やビール市場の発展に貢献していきたいとしています。
※ アメリカ産ソラチエースホップを多く使用しています。希少なオリジナルの上富良野産ソラチエースも一部使用。
サッポロ SORACHI 1984ブリューイングデザイナー
新井 健司 氏コメント
「サッポロ SORACHI 1984」は、私たちが1984年に生み出し、今や世界で愛される伝説のホップ『ソラチエース』にこだわりぬいたビールです。この寄付企画は、国産ホップ産業が苦しい状況に置かれる中、ホップの未来を守り、未来のビール好きに国産ホップを使ったビールを届けるというホップ生産者様との共通の夢へ向けた、大切な一歩です。
全国の流通企業様10社にも企画への賛同とご協力をいただけたことを、心より感謝申し上げます。「ソラチエース」のもつ唯一無二の個性を守り育む生産者様を、流通各社様と共に支援できることを大変光栄に思います。
今後も、北海道・東北の生産者様と共に「国産ソラチエース」の栽培拡大も含め、国産ホップ産業の活性化を目指し、「ホップで選ぶ楽しさ」をお届けしてまいります。
岩手県北ホップ農業協同組合 謹呈式
- 日程
- 2025年12月17日(水)
- 場所
- かるまい文化交流センター(岩手県軽米町軽米第8地割87-1)
- 贈呈先
- 岩手県北ホップ農業協同組合
- 出席者
- 代表理事組合長:中里 照夫 氏、副組合長:田沼 義行 氏
サッポロビール(株)東日本流通本部 東北第2営業部 部長:鈴木 孝幸 氏 - 寄付金
- 256,530円
上富良野町 謹呈式
- 日程
- 2025年12月24日(水)
- 場所
- 上富良野町 町長室(北海道空知郡上富良野町大町2丁目2−11)
- 贈呈先
- 上富良野町
- 出席者
- 上富良野町 町長:斉藤 繁 氏
サッポロビール(株)上席執行役員 北海道本社代表 兼 北海道本部長:牧野 成寿 氏 - 寄付金
- 256,530円
「サッポロ SORACHI 1984」について
▼サッポロ SORACHI 1984 ブランドサイト
▼サッポロ SORACHI 1984 ブランドストーリー
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