規格外生姜のアップサイクルビール「YORIMICHI -生姜×熊本-」発売!

JUNGLE BREWERY「YORIMICHI -生姜×熊本-」

株式会社ゆいまーる(東京都港区)がプロデュースするクラフトビールブランド JUNGLE BREWERYジャングルブルワリー)は2025年12月現在、規格外野菜をアップサイクルしたという「YORIMICHI」シリーズの第2弾商品「YORIMICHI -生姜×熊本-」を、都内の飲食店各所で販売しています。

 

シリーズ第2弾は生姜を使ったペールエール

JUNGLE BREWERY「YORIMICHI -生姜×熊本-」

「若者のエンパワーメントを通じて、日本を元気に」というJUNGLE BREWERY代表・島袋尚美氏の想いとともに、「人生も、食材も、ちょっと寄り道した方がおいしくなる」というコンセプトを掲げ、規格外野菜を活用したアップサイクルクラフトビールとして2024年に販売がスタートした「YORIMICHI」シリーズ。

その第1弾「YORIMICHI -いちご×香川-」は規格外のいちごを活用したサワーエールで、開栓イベントには90名以上が参加。「ごくごく飲める」等、多くの参加者から好意的な評価を集めたとのこと。「YORIMICHI -生姜×熊本-」は、そんな「YORIMICHI」シリーズの第2弾であり、和素材である熊本県産の生姜を活用したアメリカンペールエールとなりました。

 

成形時にカットされる規格外部分を活用

JUNGLE BREWERY「YORIMICHI -生姜×熊本-」

熊本県は年間約5,000トンの生姜を出荷する国内有数の生姜産地ですが、生姜は形を整える過程で1~2割が規格外となり、廃棄されるケースもあるそう。本商品では、そうした規格外部分をアップサイクルして、クラフトビールとして生まれ変わらせたとのこと。熊本産の生姜は繊維が少なく調理しやすいうえ、香りが高く、日持ちの良さも備えているのが特長。「YORIMICHI -生姜×熊本-」に使用された生姜は、熊本県で生姜の卸売業を営む合同会社あおいとり代表の井上氏より提供されたものとなります。

井上氏の地元である宇城市は熊本県内でも有数の生姜産地であり、同市では土壌づくりからこだわった高品質な生姜栽培が行われてきた一方、近年は生産者の高齢化や人手不足で廃業するケースも増えているそう。そんななか、井上氏は「熊本の生姜を日本中に広げたい」「次世代へこの文化をつなぎたい」との想いで、成形時にカットされる規格外部分を活用した加工食品づくりに挑戦。今回の生姜提供も、そうした取り組みの一環として実現したとしています。

 

「YORIMICHI -生姜×熊本-」概要

JUNGLE BREWERY「YORIMICHI -生姜×熊本-」
商品名
YORIMICHI -生姜×熊本-
アルコール度数
5%
ビアスタイル
アメリカンペールエール
販売先飲食店
CRAFT BEER-T(池袋)
メリールー(三軒茶屋)
酒場Anchor〜アンカー〜(門前仲町)
上野遊戯倶楽部(上野)
蒲田カフェ(西蒲田)
KAKUMEI Burger&Café(西蒲田)
YORIMICHI Webサイト
JUNGLE BREWERY

 

 

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山本兼司
この記事を書いた人
山本兼司
■「Always Love Beer(オールウェイズ・ラブ・ビール)」代表
記者として工業専門誌で2年、編集ライターとしてライフスタイル雑誌で3年勤務したのち、フリーランスへ。2016年6月に当サイトを立ち上げ、企画、編集、取材ライティング、撮影、デザイン、コーディング等を担当。2021年5月に合同会社しおりワークスを立ち上げ、代表に就任。
HP:https://www.shioriworks.com/