銀座ライオンビルが登録有形文化財に!1Fは日本最古のビヤホール

ビヤホールライオン 銀座七丁目店

サッポロライオンは2021年11月、同社の銀座ライオンビル(東京都中央区)が登録有形文化財(建造物)に指定されたことを発表しました。1934年に創建された同ビル1階の「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」は、現存する日本最古のビヤホールとして知られています。

 


はじまりは1934年

ビヤホールライオン 銀座七丁目店・現在

ビヤホールライオン 銀座七丁目店・現在

ビヤホールライオン 銀座七丁目店・竣工当時

ビヤホールライオン 銀座七丁目店・竣工当時

「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」のスタートは昭和9(1934)年4月8日。サッポロビールの前身でもある大日本麦酒(株)の本社ビルとして竣工した銀座ライオンビル1階で開店しました。

ビルおよびビヤホールの内装は、当時としては贅をつくし、工夫を凝らした造りとなっており、建築家を含め多くの人から絶大な賞賛を集めたそう。その後戦時中の空襲で多くのビヤホールが焼失または疎開のため取り壊されたなか、同ビヤホールは空襲を免れ、昭和20(1945)年9月11日から接収され進駐軍専用のビヤホールに。昭和27(1952)年1月に接収は解除され、一般の人々も再び利用できるようになり現在に至ります。

現存する日本最古のビヤホールとなる「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」は、時代に合わせて改良された一部の厨房機器等を除けば、創建当時から内装もほとんど同じままとのこと。今年4月8日(木)には創建87周年を迎えており、同社では「80年以上ものあいだ、銀座の歴史を伝える歴史的建造物として親しまれてきたことも今回の登録に影響したのではないか」とみています。

 

内装コンセプトは“豊穣と収穫”

ビヤホールライオン 銀座七丁目店:店内正面の大型ガラスモザイク壁画

店内正面の大型ガラスモザイク壁画

ビヤホールライオン 銀座七丁目店:葡萄の房をモチーフにした照明

葡萄の房をモチーフにした照明

ビヤホールライオン 銀座七丁目店:豊かな実りをはぐくむ大地をイメージした店内の赤レンガの壁

豊かな実りをはぐくむ大地をイメージした店内の赤レンガの壁

ビヤホールライオン 銀座七丁目店:大麦を表現した柱

大麦を表現した柱

「天下一の建物に。後世まで残る日本を代表するビヤホールに」との想いを込めてつくられたという同店の内装コンセプトは「豊穣と収穫」。

豊かな実りを感じさせる大麦や葡萄をモチーフとした装飾が店内のあちこちに施され、店内に一歩入ると、その歴史と風格を感じる雰囲気から「まるで教会のようだ」との感想も多いそう。

店内正面の大型ガラスモザイク壁画にはビール大麦を収穫する女性たちが描かれており、そのなかにはたわわに実った葡萄や、愛や平和を象徴する「アカンサスの花」が。

また、赤レンガの壁は「豊かな実りをはぐくむ大地」をイメージするほか、ホール左右に並ぶ緑のタイルと天井に伸びる矢じり型の装飾からなる太い柱は「大麦」を表現しているとのこと。店内を照らすのは、ビールの泡をイメージした水玉模様の照明や、葡萄の房をモチーフにしたシャンデリアとなっています。

 

「銀座ライオンビル」概要

名称
銀座ライオンビル
員数
1棟
所在地
東京都中央区銀座七丁目9番20号
構造
鉄筋コンクリート造 地下1階~地上6階
・1階:ビヤホールライオン 銀座七丁目店
・2階:ビヤ&ワイングリル 銀座ライオン 銀座七丁目店
・3階:くつ炉ぎ・うま酒 かこいや 銀座七丁目店
・4階:和食・うま酒 入母屋 銀座七丁目店
・6階:銀座クラシックホール
Webサイト
「銀座ライオンビル」公式サイト
サッポロライオン 公式サイト

 

 

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