“つながる未来”をつくる新定番ビール「キリングッドエール」発売!

キリンビール「キリングッドエール」

キリンビールは2025年10月7日(火)、「キリン一番搾り生ビール」「キリンビール 晴れ風」に次ぐ、同社の次世代定番ビールとして位置づけているという新ブランド「キリングッドエール」を、全国で新発売しました。

本記事では、10月7日(火)に都内で開催された「キリングッドエール発表会」をレポートします。

 


人と人をつなげるビールの力

キリンビール 代表取締役社長 堀口英樹氏

今年の販売目標は633ml大瓶20本換算で60万ケース。今後は高価格帯の定番ビールとして育成していくと語るキリンビール堀口社長

冒頭で「100年以上にわたるビールづくりのなかで顧客とともにビール文化を創造してきたキリンビールの原点には、人と人をつなぐ力がある」と語るのは、キリンビール代表取締役社長の堀口英樹(ほりぐち・ひでき)氏。一方で、日本人の幸福度が近年低下している背景には、人と人とのつながりの希薄化があるととして、同社は今後、「地域都市の活性化や、人口・社会の動態変化が生む社会的孤立の解決に取り組んでいきたい」と語ります。

 

キリンビール 代表取締役社長 堀口英樹氏

そうした想いから誕生したのが今回の「キリングッドエール」であり、商品名には、これまでのビールと一線を画すエール(上面発酵ビール)タイプであることと、未来に向けて前向きな“エール”を送るという2つの意味が込められているとしています。

本商品の発売に伴って、キリンビールは“人や社会に明るさをつなぐブランドアクション”という「グッドエールJAPAN」もスタート。ビールには人と人をつなぐポジティブな力があり、「私も長年ビールにたずさわるなか、この力が生む多くの笑顔を見てきたし、その力の大きさを実感している」と話す堀口社長は、「そうしたビールのポジティブな力がこらからの時代にこそ求められる。人と社会に明るいエールを送り、『キリングッドエール』とともに、つながる喜びを未来へつないでいきたい」と、同社の想いを語ってくれました。

 

素材・製法にこだわる“日常のご褒美”

キリンビール 副社長執行役員 山形光晴 氏

開発にあたり着目したのは、「豪華さやステータスを気にするのでなく、自分に合った良いものを取り入れて心豊かに暮らしたいと考える顧客の価値観」と語るキリンビール山形副社長

一方、キリンビールの調べによると、物価上昇が続く現在も、日々続く節約生活のなかで「ちょっとしたご褒美」をとり入れるような顧客行動が見られ、ビールについても「せっかくなら良いものを買いたいという意向があることが分かった」と語るのは、同社副社長執行役員の山形光晴(やまがた・みつはる)氏です。ただ、現状では「どれも似たような味でつまらない」といった潜在的不満があることも判明しており、「日常のご褒美」となるビールについては、「日常的に手が届く価格帯ながら、せっかくなら良いものを買いたいという期待にもお答えできる、いつもと違うおいしさ、新しさ、素材・製法のこだわりに機会があると思っている」としています。

そうしたニーズに応えたという「キリングッドエール」の特徴は、「飲んだときから気持ちが満たされる、まったく新しいリッチ&フルーティな味わい」と語る山形氏。口が含んだ瞬間に広がるフルーティな味と香りと、後味の良さが両立できて満足感のある味わいに仕上がったという本商品は、「ビールを普段から飲む方から、あまり飲まれれていない方まで、幅広く評価いただけるのではないか」としています。

 

一般的なペレットホップ(左)と、Cryo Hop®(右)

一般的なペレットホップ(左)と、米ヤキマチーフ社のCryo Hop®(右)

今回の開発にあたって全社を挙げて新しいつくり方にチャレンジしたというキリンビール。本商品の特徴の1つは、ホップの毬花から香り成分となるルプリンだけを取り出す特殊加工によって、豊かな香りを凝縮させた製品「Cryo Hop®」を採用した点としています。そのうえで、「発酵段階でCryo Hop®を浸漬する独自のディップホップ手法によって、雑味や渋みを抑えながらフルーティさを際立たせたという「ブライトアロマ製法」を採用。「Cryo Hop®」はキリンビールの工場で初採用の素材であり、世界的ホップサプライヤの米ヤキマチーフ社と新しい契約を交わしたうえで、新たな設備投資も実施したとしています。

 

「グッドエールJAPAN」の象徴的活動の1つとして、綾瀬はるかさんが自身の地元である広島で開催された映画祭の運営に参加した様子も、特別な記録映像として公開中

このほか、キリンビールは本商品の発売とともに、「日本の未来を明るくするブランドアクション」(山形氏)として「グッドエールJAPAN」をスタートさせました。47都道府県と連携し、売上の一部も活用しながら地域コミュニティの活動を支援するという本アクション。すでに活動をはじめた一例として、高齢化率50%超の鹿児島県曽於市では、住民有志ではじめた青空市が世代を超えたつながりを育み、街に活気を取り戻す力になっているそう。「本アクションをきっかけに生まれたつながりが街を変えはじめている。今後も“自分たちでできることに前向きに取り組もう”という地域の活動を継続的に支援していきたい」と、山形氏は語ってくれました。

同社は「キリングッドエール」を購入した人々とともに地域の活動を支援すべく、10月7日(火)に専用サイトもオープン。缶体裏面のQRコードからもアクセスできる同サイトでは、応援先の自治体を選んで寄付、または応援メッセージの投稿が行える仕組みとなっています。

 

200人の心が1つになった撮影現場

キリンビール「キリングッドエール」

今回の発表会では、「キリングッドエール」のブランドリーダーとして、新TV-CM「キリングッドエール まったく新しいキリンビールはじまる篇」に出演した、綾瀬はるかさん、Mrs. GREEN APPLE大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さん)、浜辺美波さん、鈴木亮平さんも登壇し、CM撮影のエピソードや、本商品および「グッドエールJAPAN」への思いなどを語ってくれました。

 

綾瀬はるかさん
鈴木亮平さん
浜辺美波さん

およそ200人が集まったというCM撮影現場は、「曲が最高だから皆で歌って飲んで、すごく楽しかったです」と語る綾瀬さん。当日は途中で雨が降り撮影が進まない時間もあったそうですが、「日没前、“もうやめようか”っていうときに太陽が出て、“行ける!セッティング!”って。あの時間があったから200人の心が1つになったという感じがありましたね」(鈴木さん)とのこと。お酒のCM出演が初めてで、どんな風に振る舞えば良いのか迷いがあったという浜辺さんも、実際に撮影がはじまると「皆さんと一緒に乾杯したら一気にリラックスできてすごく楽しかったです。何回も何回も“乾杯!”って、グラスを合わせるたびにハッピーな気持ちになりました」と語ってくれました。

 

誰も置き去りにせず希望を歌う

Mrs. GREEN APPLE 大森元貴さん
Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架さん
Mrs. GREEN APPLE 若井滉斗さん

今回のCMのために新曲『GOOD DAY』を書き下ろしたMrs. GREEN APPLEの大森さんからは、キリンビールから楽曲制作依頼を請けた際、「“日本を丸ごと明るくしたい”と。それだけ気合の入った商品ということを伺って、これはすごいことだな、と。我々も音楽で楽しさやワクワクを届けたいという想いで活動しているので、すごく共感したし、全力で応えたいと思いました」とのコメントが。そこで、「誰ひとり置き去りにせず前向きになれるよう、でも、なにかこう、、、綺麗事ではなくて、ひとつひとつ噛み締めながら希望を歌うような。そういうことを大切にして書き下ろしました」という大森さんにとって、「この楽曲を書いたことは、作家として自分のなかでもターニングポイントになったというか。“日本を丸ごと明るく”というスケールで、より多くの方へ楽曲を届けることを意識するきっかけになって、ミセスにとっても想い入れのある曲になりました」と語ってくれました。

グループでの曲づくりの過程では、「“明るく自然体にのりのりで楽しく”という、リズム感やグルーブ感を演奏で出すのが意外と難しいことでした。そこはメンバーで話し合ったり、何度も演奏を重ねてつくっていきましたね」と語る藤澤さん。そして、そんな風にして完成した『GOOD DAY』が流れる新CMの撮影現場について、若井さんは「最高でした。実際に曲を流しながら撮影したんですが、本当に楽しくて、そのときの最高な雰囲気がそのままCMになったというか。とても素敵なCMになったと思います」と、CMの出来栄えについても満足そうでした。

 

ふわっとした華やかさのある味わい

「キリングッドエール」CMで登場した“グッドエールポーズ”

CM内で足を交差して右手でガッツポーツをする『グッドエールポーズ』については、「現場で“グッドエールの味を体で表現してください”って言われて。“うーん、、、グッドエール!”ってポーズを取ったら、それが『グッドエールポーズ』になったという。苦肉の策なんです(笑)」と、撮影時のエピソードを語ってくれた鈴木さん

発表会では皆で乾杯も行われ、改めて本商品を味わった出演者の皆さん。綾瀬さんが「ふわっとした華やかさもあって乾杯にぴったりなビールだと思う」と表現すれば、鈴木さんも「一口目においしいと思っていただける筈。(キリンビールのCM出演歴が長く)今までキリンさんのビールいろいろ飲ませていただいたけれども、次の定番になるんじゃないかと思う」と、その味わいに確信を深めている様子でした。一方、CMでは味わいについて“しゃんしゃん”という表現をしていた浜辺さんですが、「あれは急に振られて頭がぱんぱんになっちゃって“しゃんしゃん”って。自分でも意味が分からないんですけれども(笑)、もしかしたら飲んでくださった方も共感してくれるかも」とのコメントが。また、Mrs. GREEN APPLEの皆さんは、「我々はやっぱりツアーの打ち上げに飲みたいというのが定番じゃないですかね。最高だなと思います」と、満足げに味わいを表現してくれました。

 

「キリングッドエール」の製法について語る鈴木亮平さん

鈴木さんからは、他の出演者の方々に「Cryo Hop®」「ブライトアロマ製法」について詳細な説明も行われ、皆さん、「すごい分かりやすいです。文章で読むより頭に入ってくる」と関心しきり。鈴木さん自身、「僕も今回は勉強になりました。飲んで“おいしい”と言うのは簡単だけど、なぜおいしいのかを学ぶことで、開発された方々のこだわりがより伝わってきましたね」と、新たな発見があった様子でした。

 

つながりを通して今の自分がある(綾瀬さん)

「グッドエールJAPAN」について説明する綾瀬はるかさん

このほか、発表会では「グッドエールJAPAN」についても、綾瀬さんから詳細な説明とともに、今回のブランドアクションで支援が行われている全国各地の活動が紹介されました。綾瀬さんは出身地である広島に赴き、実際に支援プロジェクトの1つである広島市佐伯区湯来町の「ほしぞら映画祭」に参加。「それぞれのご家庭にある昔の写真や映像を映画にして皆で観たりするプロジェクトで、映画を観ていると、(自分自身も)子どもの頃に法被を着てお祭りに参加してたな、神楽を踊ってたなとか、ふるさとのつながりの記憶が蘇ってきて。そういうつながりを通して今の自分があるということを改めて感じました」と、プロジェクトを通して自身が感じた思いを語ってくれました。

 

綾瀬はるかさん

そのうえで、今後も「人と人のつながりをつくって、住む地域を明るく盛りあげる活動を通して地域の特産品や伝統・文化をもっと知っていただければ。そのきっかとして『グッドエールJAPAN』がもっと広がっていけばいいと思うし、皆さまと一緒に盛り上げていけたら」と、その思いを語ってくれた綾瀬さん。鈴木さんからは「自分も出身地の兵庫県とか、地元でなくても、たとえば思い入れがある鹿児島で参加してみたり。あるいは『キリングッドエール』飲みながら(専用サイトを通じて)応援するだけでも、その地域のコミュニティの一部になれるような気がしてうれしいと思います」とのコメントが。浜辺さんも、「頑張りたい人にはたくさんエールを送りたいし、地元も含めて応援の気持ちを簡単に気軽に届けることができるというのが素敵だなと思いました」と、感想を語ってくれました。

大森さんは、綾瀬さんが参加したプロジェクトの映像を観て、「プロジェクトを通じて、その場に集う方々のエネルギーが伝播することに感動しました」とのこと。「今回の楽曲をつくるにあたってキリンビールさんから説明いただいたことが、本当に体現・実現されている感じだし、一歩一歩着実に広がっている感じで、僕自身、めっちゃうれしくなってます。綺麗事でなく、こういう風にして日本を明るくする活動がもっと広がるといいと思うし、そこで我々は変わらず音楽の力で貢献していけたらと思います」と決意を新たにしている様子でした。

 


「キリングッドエール」概要

キリンビール「キリングッドエール」
商品名
キリングッドエール
発売地域
全国
発売日
2025年10月7日(火)
容量・容器
350ml缶・500ml缶
価格
オープン価格
アルコール分
5%
純アルコール量
350ml缶:14g、500ml缶:20g
製造工場
キリンビール仙台工場、取手工場、滋賀工場、岡山工場
Webサイト
「キリングッドエール」ブランドサイト
「グッドエールJAPAN」公式サイト

 

 

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