ベアレン×ミッケラーのコラボビール発売！百年前の醸造設備使用

2024-03-06

岩手県盛岡市のビール醸造所、ベアレン醸造所は2024年2月27日（火）、デンマークのブルワリー、ミッケラー（Mikkeller）とのコラボレーションビール「ミッケラー×ベアレンクールシップウィ-ンラガー」を数量限定発売しました。

世界的な“ファントムブルワリー”とタッグ

2006年にミッケル・ボルグ氏とクリスチャン・ケラー氏がデンマークのコペンハーゲンで創業したミッケラーは、特定の自社醸造設備を持たない、いわゆる“ファントムブルワリー”。世界各国の醸造所とコラボレーションし、さまざまなビアスタイルでビールを醸造するとともに、各国での人気ビールイベント開催や直営レストラン出店を通し世界中のビールファンに愛され、現在のクラフトビール業界を牽引する存在として知られています。

そんなミッケラーとのコラボは、「日本国内で伝統的な製法によって一番うまいラガービールをつくるクラフトビール会社を探していた」と、ミッケラージャパンから声がかかったことでスタート。その後、盛岡市内のテストブルワリーで試験醸造を重ねたのち、2021年に発表された本商品は、以来、毎年発売され大きな反響を呼んでいます。

無濾過・生詰バージョンも限定発売

商品名にもなっている「クールシップ」は、国内で唯一ベアレンが所有する100年以上前の醸造設備であり、麦汁冷却のほか、本商品では“ドライホッピング”もこの設備で行われたそう。そのうえで、今年はドイツ産の「アミラ」という希少なホップを贅沢に使用し、より華やかな香りが感じられ、ドリンカビリティの高い味わいに仕上げたとのことです。

また、昨年に続き、濾過バージョンに加えて無濾過・生詰バージョンも数量限定で販売しており、「濾過と無濾過の飲み比べも楽しんで欲しい」としています。

※ 通常使用するホップに加えて、香りづけのホップを後の工程で「追いホップ」すること。

「ミッケラー×ベアレン クールシップウィーンラガー」概要