摘みたての“かいこがね”ホップを使ったクラフトビールが発売!
神奈川県厚木市のブルワリー、サンクトガーレンは2024年8月29日(木)、今年8月4日に山梨県北杜市で収穫したばかりのホップ「かいこがね」を使ったビール「FRESH HOP IPA(フレッシュ ホップ アイピーエー)」を数量限定発売しました。
収穫から24時間以内にホップ投入
ビールの主原料として香りや苦味のもととなるホップは、通常、夏に収穫したものを長期保存できるように熱乾燥しますが、その工程で香りの成分も一部揮発することが避けられません。
これに対し、何の成分も失われていない摘みたてホップをそのまま使用しているのが今回の「FRESH HOP IPA」です。摘みたてホップを使ったビールは、ホップ畑と距離の近いブルワリーが、ホップ収穫の一時期にしかつくれない特別なビール。2012年から毎年山梨県北杜市でホップ収穫を手伝っているサンクトガーレンは、今回も8月4日に収穫した「かいこがね」ホップを、すぐ神奈川の工場に持ち帰り醸造。ホップ投入は収穫から24時間以内に行われたとのことです。
「かいこがね(甲斐黄金)」は農林水産省に品種登録された国産ホップの第1号。生育段階の一時期に葉が黄金色になることから命名されたと言われるホップで、フローラルな柑橘の香りが特徴となっています。山梨県北杜市原産の品種であり、昭和初期は市内で800軒の農家が栽培していたそうですが、今では数軒しか栽培していないそうです。
ホップアロマを凝縮させたBrut IPA
そんな「かいこがね」を使った「FRESH HOP IPA」はホップのキャラクターをより強く引き出すべく、通常は麦汁の煮沸段階で入れるホップを、その前の麦汁をつくる糖化段階でも投入するという「マッシュホップ」にはじまり、醸造工程で4回ホップを投入。さらに2次発酵中も2回のドライホップ(※)を行ったそう。通常のビールの約2倍ものホップ投入を経て完成したビールは、栓を開けてグラスに注ぐと、「まるでホップ畑の中にいるような青々とした香り」が広がるビールになったとしています。
※ 主発酵の終わったビールに添加することで熱や発酵による影響を受けず、ホップのフレーバーを強力にビールに添加することが出来ます。
ホップの香りを存分に楽しめるよう、ボディ(糖度)は極限までドライに仕上げた「Brut IPA(ブリュットアイピーエー)」スタイルに。苦味は控えめにしつつ、青々とした柑橘を思わせるホップフレーバーだけをビールに凝縮させたという本商品。ドライな飲み口に圧倒的ホップ感で、“ホップのシャンパン”のようなビールに仕上がったとしています。
「FRESH HOP IPA」概要
- 商品名
- FRESH HOP IPA(フレッシュ ホップ アイピーエー)
- アルコール
- 6.5%
- ボトル内容量
- 330ml
※ 他に業務用の樽を提供しています - 希望小売価格
- 539円(税込)
- 販売場所
- オンラインショップ、サンクトガーレン取扱い各店。公式サイトに随時掲載
- <樽生提供店>
- ▼「サンクトガーレン タップルーム」
本厚木駅北口にあるサンクトガーレンの直営店。レギュラービールから季節限定ビールまで、20種類のサンクトガーレンのビールが樽生で楽しめます。フードは注文後に1枚1枚生地をのばして、店内の石窯で焼き上げる本格ピザを提供しています。【住所】神奈川県厚木市中町2-2-1 本厚木ミロード2 1階(本厚木駅北口すぐ)
【電話】046-230-7017
【営業時間】日~月 12:00~22:00/金・土・祝前日 12:00~23:00
※ ラストオーダー フード 1時間前、ビール30分前
【公式サイト】https://www.sanktgallenbrewery.com/taproom/
【Instagram】https://www.instagram.com/sanktgallen_taproom/
※ 他の樽生で楽しめる店舗は公式サイトで随時アップします。 - <樽生提供イベント>
- ▼2024けやきひろば秋のビール祭り
https://www.beerkeyaki.jp/
日時:2024年9月12日(木)~16日(月・祝)
▼横浜オクトーバーフェスト2024
https://www.yokohama-akarenga.jp/oktoberfest/
日時:2024年9月27日(金)~10月14日(月・祝) - Webサイト
- サンクトガーレン「FRESH HOP IPA(フレッシュ ホップ アイピーエー)」商品ページ
最新情報をお届けします
Twitter でオールウェイズ・ラブ・ビールをフォローしよう!
Follow @alwayslovebeert
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません