｢そらとしば｣で日ハム選手のバットをビール原料にアップサイクル!

2025-08-11

ヤッホーブルーイングは2025年8月8日（金）、北海道北広島市「エスコンフィールドHOKKAIDO」内の醸造所「そらとしば by よなよなエール」で開催する、「そらとしば バットビールプロジェクト」のバット加工作業体験イベント申込を開始しました。申込み期間は8月18日（月）23時59分まで。

競争率20倍の人気イベントが再び開催

昨年初開催され大きな反響を呼んだ本プロジェクトは、プロ野球で実際に使用されたバットを原料の一部に使用し、ファンとともにビールをつくるという日本初の試み（※）。昨年のバット加工体験イベントには定員の20倍におよぶ約400名の応募があり、開催後は参加者から「推し選手の香りがする」「同じファイターズファンの皆さんとビールをつくれる機会があって嬉しい」といった声があがるなど、イベント満足度も100％（※）と、好評を集めたそうです。

そんな人気プロジェクトが、今年は募集枠を2.5倍に拡大して再び開催される運びとなりました。今回は、万波中正選手・清宮幸太郎選手など10名の北海道日本ハムファイターズ選手が使用し破損したバットを、ファンの方々と一緒にクラフトビールおよびキーホルダーにアップサイクルする予定としています。本プロジェクトでつくられたビールは、期間限定醸造シリーズ「そらとしば シーズナル」の第16弾として期間限定提供する予定とのこと。

まずは9月27日（土）にバットの加工作業体験のイベントが行われ、完成したビールは11月8日（土）の先行試飲会を経て、11月下旬に提供開始予定としています。

※ 2024年9月ヤッホーブルーイング調べ。日本プロ野球界で実施しニュースリリース等で発表されたものとして
※ ヤッホーブルーイング調べ 7段階評価の上位2段階「非常に満足」「満足」の割合

バットから「芳香蒸留水」を抽出

日本のプロ野球および大学野球の公式戦では年間でおよそ10万本以上の木製バットが使用されており（※）、木製の箸や箸置きなどへの再利用等、SDGsの観点からも資源として循環利用する取り組みが一部で行われているそう。

「そらとしば by よなよなエール」では今回、10選手（※）が使用していたバットをクラフトビールの原材料に活用。折れたバットはイベントで加工したうえで、水蒸気蒸留を用いて「芳香蒸留水」を取り出し、ビールに添加するとのことです。また、香りを抽出したあとの木材や切り落とした端材は、タロウズ(株)の協力の元、加工しキーホルダーにリメイクして先行試飲会にてプレゼント予定としています。

※ 参照：日本プロ野球選手会公式サイトの情報より
※ 野村 佑希 選手、矢澤 宏太 選手、清宮 幸太郎 選手、郡司 裕也 選手、水野 達稀 選手、五十幡 亮汰 選手、水谷 瞬 選手、山縣 秀 選手、万波 中正 選手、フランミル・レイエス 選手

9月27日にバットの加工作業

9月27日（土）の加工作業イベントは「そらとしば by よなよなエール」で開催予定。ファンの方々と一緒に、ビール醸造に使えるようバットの汚れや塗装等を落とす作業を行うとのことで、選手が実際に使用したバットに触れることができるほか、今回のプロジェクトの紹介や交流会でのビール提供も企画しているとのこと。加工体験をした方々は11月8日（土）の先行試飲会も優先的に案内予定としています。

バット加工体験イベントの概要

先行試飲会の概要（詳細情報は追って公開予定）

「そらとしば シーズナル16 （仮）」製品概要