生ビールの“感動”伝える「THE PERFECT 黒ラベル AWARD 2025」50店が発表!

サッポロビールは2025年10月28日(火)、同社が認定する「ザ・パーフェクト黒ラベル」取扱店約6,300店(※1)から、特に高品質な樽生ビールを提供しているという50店を、「THE PERFECT 黒ラベル AWARD 2025」として、都内恵比寿のBLUE NOTE PLACE(※2)にて表彰しました。
※1:2025年9月末時点
※2:BLUE NOTE PLACE https://www.bluenoteplace.jp/
本記事では、「THE PERFECT 黒ラベル AWARD 2025」表彰式と、都内恵比寿のサッポロビール本社で行われた『外食課題の解決に繋げる、「パーフェクト樽生」取組説明会』の様子をレポートします。
飲食店の課題解決を支援する「ビヤらぼ」とは?
「非正社員の方の人手不足割合で飲食店が業種別トップ(※3)になるなど、昨今の外食産業では、人手不足に対応した生産性向上が課題となっているほか、原料・光熱費の高騰などにより諸経費が圧迫され、客単価のアップも強く求められている」と語るのは、サッポロビール 外食営業本部 外食統括部 樽生品質グループ グループリーダーの永崎雅也(ながさき・まさや)氏です 。
そうした課題解決に向けてサッポロビールが2024年から展開している「サッポロビヤらぼ(以下、ビヤらぼ)」は、基本的なサーバー等の洗浄方法から樽生ビール提供の接客術まで学べるという飲食店向けの無料オリジナルセミナー。樽生品質や生産性の向上をはじめ、さまざまな飲み方や提供方法の提案、品質維持策としての新コンテンツ提供などを目的に、オンラインでセミナーを毎週開催しています。
※3:人手不足に対する企業の動向調査(2025年4月)|株式会社 帝国データバンク[TDB]
コンテンツは主に3つのパートに分かれているという「ビヤらぼ」。1つ目は、パーフェクトな樽生ビール提供に必要な「Creamy(クリーミーな泡)」「Cold(コールドな温度)」「Clear(クリアなビール)」の“3C”を説明する「品質パート」、2つ目は、ガス圧を正確に調整するための樽温度測定方法や酸化を防ぐヘッドの装着方法といった高度なテクニックを伝える「匠の技パート」。そして3つ目は、アイコンタクト、表情、声のトーンなども踏まえながら、外食業界で活躍するプロの講師から接客を学ぶという「接客パート」となっています。
「ビヤらぼ」を活用することにより、「昨今の人手不足で従業員教育に十分な力を注げない飲食店様も一定品質の樽生提供が可能になり、さらなるサービス向上や満足度UPが実現できる」という永崎氏。「樽生ビールは店舗様に届いた時点では“半製品”であり、最後にお店の方に注いでいただいて完成する。その出来栄えによってビールの品質が変わる。『ビヤらぼ』では、そうした部分を追求していきたい」と語りました。
パーフェクト認定店は杯数も客単価も伸長
2025年9月末時点の「ザ・パーフェクト黒ラベル認定店」は全国で約6,300店。「今後も“3C”の品質基準をしっかりクリアする店舗様を認定させていただきながら、2026年に約8,000店を目指していく」(サッポロビール永崎氏)
サッポロビールの調査によると、同社が規定する品質およびブランディングの基準をクリアし、新たに「ザ・パーフェクト黒ラベル認定店」となった飲食店は、樽生ビールの販売数もリッターベースで前年比106.1%と、大きく伸長しているとのこと。「世の中では“ビール離れ”と言われる向きもあるが、やはり飲食店でお客様が最初に口をつけるのはビールであることが多い。それがおいしければ“もう一杯飲もう”となり、客単価もあがるということではないかと考えている」と、永崎氏は語ります。
「ザ・パーフェクト黒ラベル認定店」に顧客が抱く気持ちのリサーチ(※4)でも、たとえば外食に月10万円以上を支出する高支出層(n=153)では「認定店を積極的に選びたいと思う」、黒ラベルの支持層が多い20-30代(n=347)では「いつもよりビールを飲む量が増えそうだと思う」といった回答が、全体平均(n=1000)より10ポイント以上高くなるなどの特徴が見られるそう。認定店に対するリピート意向も、「積極的に継続して来店していきたい」「今と同じ程度継続していきたい」で計74.5%に達しており、「ザ・パーフェクト黒ラベル」の認定が店舗のイメージアップやリピート率向上に貢献しているとのデータが示されました。そのうえで、永崎氏は「『ザ・パーフェクト黒ラベル』の提供によって、来店するお客様に高品質な生ビールが提供される安心感や満足感を抱いていただくことは、飲食店様の顧客満足度向上にもつながると考えている」と、そのメリットを語ってくれました。
※4:飲料店接点におけるブランド体験調査
店舗×スタッフ×顧客×サッポロで“四方良し”に
そうした「ザ・パーフェクト黒ラベル認定店」の数は、2025年9月末現在、樽生の黒ラベルを扱う全国約60,000店舗のうち約6,300店。今回は、さらにそのなかから第3者認定機関による審査を通じて、「顧客に生ビールの感動を伝えることができる、特に素晴らしい50店舗」が「THE PERFECT 黒ラベル AWARD 2025 TOP50」として選出されました。
全国の「ザ・パーフェクト黒ラベル認定店」の0.8%となるTOP50に選出された飲食店は、「最高品質の生ビールと黒ラベルのブランドを発信していただいている、私たちにとって最高のパートナー。今年で2回目を迎える本アワードを通して、サッポロビールと飲食店様との熱い絆をつくり、そしてプロフェッショナルな皆さまを全国に知っていただきたい」と語るのは、表彰式に登壇した同社 外食営業部長 外食統括部 部長の岸裕介(きし・ゆうすけ)氏です。
酒造メーカーであるサッポロビールは今後、「お酒を通して体験やコミュニティをつくる会社になりたい。飲食店様で最高の生ビール体験をしていただき、そこでお客様同士にもコミュニケーションをしていただく。そういう部分で当社がお役に立てればと思う」と話す岸氏。今後は、「飲食店様、店舗スタッフの皆さま、来店いただくお客様、そして当社、“四方良し”の関係でご一緒に成長していきたい。本日はせっかくの御縁なので、皆さま自身も、いろいろな方々と相互にコミュニケーションとっていただければと思う」と、飲食店への期待を語ってくれました。
生ビールの頂点となるビール文化をつくる
続いて登壇した同社代表取締役社長の時松浩(ときまつ・ひろし)氏は、「黒ラベルの伝道師」であるTOP50店舗に改めて感謝の言葉が述べたうえで、MLBロサンゼルス・ドジャースのナショナルリーグ優勝時のシャンパンファイト映像で、「どこかで見た黒い瓶を持っている選手の方がいらした。アメリカでは『SAPPORO PREMIUM BEER』と呼ばれる黒ラベルが、そのときは“かけるビール”でなく“飲むビール”として扱われていた」というトピックを紹介。「アメリカの方々も本当に美味しいビールが何かを分かってくださっているのではないかと感じた。それもこれも、飲食店の皆さまに、最先端・最高峰の樽生ビールをご提供いただいていることが伝播しているということではないかと思う」と語りました。
飲食店が提供する「ザ・パーフェクト黒ラベル」は、生ビールの頂点にある日本のビール文化であり、「それを広げることは、当社ブランドとしてもメリットになるだけでなく、日本が誇る食文化のひとつという意味で、飲食店の皆さまにもバリューをお届けできるのではないかと思う」と話す時松社長。「『ここで飲んだ生ビールは最高だったな。それは黒ラベルだったんだな』という体験が次につながっていく。ぜひ、これからも皆さまを手本にして、当社ブランドの価値や品質をお届けしていきたい」と、今後に向けた意気込みを語ってくれました。
「THE PERFECT 黒ラベル AWARD 2025」受賞店一覧
- 北海道
 - 居酒屋ほがら家、BISTRO U Keito、室蘭やきとり一平若草店
 - 青森県
 - 志乃家
 - 岩手県
 - チャイニーズレストラン 花蓮
 - 宮城県
 - 囲酒夜 月天洋
 - 福島県
 - 炙り屋 銀ちゃん
 - 新潟県
 - 餃子酒場 たまり家
 - 長野県
 - かこみ
 - 栃木県
 - odenBARだんだん
 - 埼玉県
 - イザカヤ TOMBO、食事処 秋田や、酒肆 元、養老乃瀧 蕨西口店
 - 千葉県
 - ごくりっ、大衆バル HAUNT
 - 東京都
 - ステーキレストラン 炭屋、炭火やきとり 赤星、やきとり ひなもも、居酒屋破竹、炉端と和酒と青森 あかきんぎょ、丸ノうち、鶏と魚と炭火焼き 燈、アル・デンシャル丸の内by アルケッチァーノ グランスタ東京、大衆酒場BEETLE 五反田
 - 神奈川県
 - LANA Beer、中国料理 梅華楼
 - 静岡県
 - 金の字 本店
 - 富山県
 - ワイワイ居酒屋小糸
 - 岐阜県
 - 炙り牛兵衛
 - 愛知県
 - 天ぷらと日本酒 明日源
 - 三重県
 - 串処 絆
 - 滋賀県
 - Kitchen RIZUKI、やきとり和房 宵一
 - 京都府
 - 旬彩酒房 夢商人
 - 大阪府
 - フライドキッチン 酎介君、ヨコボリ、板前焼肉一笑 靭本町本店
 - 和歌山県
 - 食菜屋 よぉゆぅわ
 - 兵庫県
 - 炭小家けいびん、食堂 勿ノ怪、鉄板バル RAGOUT(ラグー)
 - 広島県
 - 廻船酒蔵 ベッチャーの胃ぶくろ
 - 愛媛県
 - ゆかたまこあた
 - 長崎県
 - 炭火串焼 恕家
 - 福岡県
 - 焼とり かい華、博多 一梅、TETE
 - 宮崎県
 - 居酒屋 談志
 - 鹿児島県
 - 半魚人
 
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