籠屋ブルワリー、木樽醸造のクラフトビール｢和轍 WADACHI｣発売!

2023-05-02

老舗地酒専門店「籠屋秋元商店」（東京都狛江市）併設のクラフトビール醸造所 籠屋ブルワリーは2023年5月2日（火）より、日本伝統の木桶を使って製造したというビール「和轍 WADACHI」を一般販売します。

和食に寄り添うビールを

“和食に合う日本のビール”を目指し、日本の伝統的な技術や文化に着目してきたという籠屋ブルワリーが今回のビールづくりで用いたのは、古くから日本酒づくりなどで用いられてきた木桶でした。

密閉したステンレスタンクに酵母を添加し、単一の微生物で発酵させることにより安定した品質を実現する現代の一般的ビールづくりに対し、古くから続く日本の伝統的酒類醸造では、多くの微生物が棲みつく木桶を使用。醸造家は、そうした微生物が働く環境を整える職人技を駆使して、活き活きとした生命が宿るお酒を醸します。

吉野杉の上品な香り

今回の「和轍 WADACHI」製造では、そうした伝統的手法を採用。国産麦芽を使用したゴールデンエールをベースに、吉野杉の上品な香りがほのかに香る「木桶仕込み」のビールが完成したとのこと。

未知の領域に漕ぎ出した同社の最初の足跡であり、やがて轍のように長く太く脈々と続く軌跡を成していく礎となることをうとともに、「和」の要素と掛け合わせ「和轍」と命名したという本商品。ボトルデザインのほうは、籠屋の発祥となった竹籠ならびに木桶の箍（たが）からインスピレーションを得てデザインしたそうです。

「和轍 WADACHI」概要

籠屋ブルワリー