焙煎コオロギを使ったビール「Cricket Dark Ale」がボトル発売!

「コオロギビール / Cricket Dark Ale」

昆虫食の開発などを行う「ANTCICADA(アントシカダ)」は2020年5月、コオロギを原材料に使用したビール「コオロギビール / Cricket Dark Ale」のボトル販売を開始しました。現在クラウドファンディングページで販売中です。

 


国産のフタホシコオロギを使用

本商品は国産コオロギを使って製造した黒ビール。今年3月にも都内や岩手県遠野市の遠野醸造タップルームにて樽生で先行販売されていました。

使用したのは、太陽グリーンエナジー社(埼玉県)のフタホシコオロギ。室温・湿度管理を徹底した環境下で、同社のロスで出る野菜などを餌に育て、収穫後もていねいな洗浄と熱処理を加えた、安心安全なコオロギとのことです。

 

焙煎したフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出したという今回のビール。コーヒー、カカオ、強く焦がしたキャラメル、カモミールのような香りが先行し、口に含むとスタウトらしい苦味とコク、キャラメルの香り、そして苦味とうま味の余韻が長く続くとしています。

 

遠野醸造&ANTCICADA「コオロギビール / Cricket Dark Ale」

また、同社が飼育中のコオロギにビールづくりで残るビール粕を与えてみたところ、彼らの食いつきがよく、収穫したコオロギの味も優れていたそう。そこで、現在は「ビール粕を餌にしたコオロギ」を使用したロスの少ないビールの開発にも取り組んでいるとしています。

 

3月のポップアップ販売も大盛況

「コオロギビール / Cricket Dark Ale」

3月15日~18日の4日間、渋谷PARCO「COMINGSOON」にて行われたコオロギビールのポップアップ販売は、当初想定より多い800杯以上のビールが完売。再販の問い合わせも多く、「より身近に、遠方の方でも楽しんでいただけたら」という思いで今回の瓶ビール製造となったそうです。

 


「コオロギビール」概要

商品名
コオロギビール / Cricket Dark Ale
使用素材
フタホシコオロギ(福島県産)、麦芽、ホップ、酵母
内容量
330ml
製造
所沢ビール
企画、原案
ANTCICADA、遠野醸造
販売
クラウドファンディングにて先行販売。今後は、ANTCICADA店舗やECサイト等でも販売準備中。
Webサイト
購入サイト(クラウドファンディングページ

 

 

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