北杜市産“かいこがね”ホップを収穫後24h以内に投入した限定ビール発売!

サンクトガーレン(神奈川県厚木市)は2026年8月26日(水)、今月8月2日に山梨県北杜市で収穫した「かいこがね」ホップを収穫後24時間以内に投入して製造したというクラフトビール「FRESH HOP IPA(フレッシュ ホップ アイピーエー)」を数量限定発売します。
摘みたて“生ホップ”を使った特別なビール
ビールの主原料の1つであり香りや苦味の元になるホップですが、その多くは夏に収穫したものを長期保存できるよう熱乾燥させたうえでペレット加工を行います。これらの処理は1年を通じて安定した品質のホップを使うために欠かせない工程ですが、その過程で香りの成分が一部揮発することも避けられません。
これに対し、熱乾燥していない摘みたての“生ホップ”を原材料として使用したのが今回の「FRESH HOP IPA」。北杜市で収穫した「かいこがね」ホップを、収穫後すぐに神奈川県厚木市のサンクトガーレン醸造所へ持ち帰り、24時間以内に仕込み工程で投入したというビールになります。採れたてホップを使ったビールは、ビール醸造所とホップ畑の距離が近く、かつホップの収穫時期にしかつくれない特別なビールと言えます。
ホップ香を最大限に活かす“Brut IPA”
「かいこがね」は、1980年に農林水産省で品種登録された国産ホップ第1号です。漢字で書くと“甲斐黄金”。かつてホップ栽培が盛んだった北杜市(旧長坂町)のホップ圃場で発見された品種で、生育段階の一時期、葉の一部が黄金色になることからその名前がついたと言われ、フローラルな柑橘の香りを特徴としています。
そんな「かいこがね」を使用する「FRESH HOP IPA」は、通常は麦汁の煮沸工程から投入するホップを、その前段階である糖化工程から投入することで、ホップのキャラクターをより強く引き出すことを目的とした手法「マッシュホップ」にはじまり、醸造工程で4回のホップ投入を行います。また、主発酵が終わった二次発酵中のビールにも添加することで、さらにホップの華やかな香りをビールに加えるという「ドライホップ」も2回実施。通常のビールの約2倍となる計7回ものホップ投入を経て完成した本商品は、栓を開けてグラスに注ぐと、「まるでホップ畑の中にいるような青々とした香りが広がる」ビールになるそう。
本商品のビアスタイル(ビールの種類)は、ホップの香りを存分に楽しめるよう、極限までドライに仕上げた“Brut IPA(ブリュットアイピーエー)”となりました。苦味は控えめにしつつ、青々とした柑橘を思わせるホップフレーバーをビールに凝縮させており、ドライな飲み口に圧倒的ホップ感で、“ホップのシャンパン”のようなビールに仕上がったとしています。
20年の空白を経て再びビールに
山梨県の旧北巨摩郡(現在の北杜市)では1930年代からホップ栽培が行われ、最盛期には大手メーカーの主導により1,000軒を超える農家がホップ栽培に従事していたと言われています。JR長坂駅の近くには「ホップ栽培発祥の地」の記念碑も建立されているほど。しかし、国産ホップは1980年代以降、徐々に安価な輸入ホップへと置き換えられるようになり、1993年には大手メーカーと北杜市生産者との栽培契約も終了。その後はほとんどの農家がホップ栽培を止め、「かいこがね」も地域から姿を消していくようになります。
そんななかでも、「義父が発見・改良に関わった『かいこがね』の種を絶やしたくない」と、同品種の栽培を継続していたのが、北杜市大泉町で農家を営む浅川定良(あさかわ・ていりょう)さんでした。栽培契約終了後の20年間は、販売のあてがなくとも種を絶やさないために栽培を続け、毎年、収穫しては捨てるという作業の繰り返しだったそうです。しかし2012年、浅川さんのことを知ったサンクトガーレン代表の岩本伸久氏が、「かいこがね」を買い取ってクラフトビールに活用することとなり、以降、サンクトガーレンは毎夏北杜市を訪れて「かいこがね」収穫のお手伝いも行っています。
ホップ栽培を次世代へつなぐ動きも
そして現在は北杜市内で浅川さんから株分け(※)を受け、「かいこがね」ホップの栽培をスタートする人々も現れ、浅川さんの想いは次世代へと引き継がれています。今年は浅川さん自身の圃場はお休みとなりましたが、サンクトガーレンは今回、浅川さんから6年前に「かいこがね」の株分けを受けた立石義昭(たていし・よしあき)さんが栽培したホップを活用しました。
※ ホップの根を掘り起こしていくつかに切り分け、新たに植えていくこと
8月初旬の収穫日には、近隣エリアのご家族連れなども作業体験に参加。北杜市大泉町のホップ圃場で収穫した「かいこがね」が蔓ごと運び込まれたのち、そこから大勢の人々による手作業で、蔓からホップの毬花を摘果するという作業が行われ、最終的には数十kgにおよぶ“生ホップ”が神奈川県厚木市のサンクトガーレン醸造所で使用されることとなりました。
「FRESH HOP IPA(フレッシュ ホップ アイピーエー)」概要
- 商品名
- FRESH HOP IPA(フレッシュ ホップ アイピーエー)
- アルコール
- 6.5%
- ボトル内容量
- 330ml
※ 他に業務用の樽もあります - 希望小売価格
- 539円(税込)
- 販売場所
- オンラインショップ、サンクトガーレン取扱い各店。同社公式サイトに随時掲載
- <樽生提供店>
- ▼「サンクトガーレン タップルーム」

本厚木駅北口すぐにあるサンクトガーレンの直営店。レギュラービールから季節限定ビールまで、20種類の同社ビールを樽生で提供。フードは注文を受けてから1枚1枚生地をのばし、石窯で焼き上げる本格ピザを提供。
【住所】神奈川県厚木市中町2-2-1 本厚木ミロード2・1階(本厚木駅北口すぐ)
【電話】046-230-7017
【営業時間】日~木 12:00~22:00/金・土・祝前日 12:00~23:00
※ ラストオーダー フード 1時間前、ビール30分前
【公式サイト】 https://www.sanktgallenbrewery.com/taproom/
【Instagram】 https://www.instagram.com/sanktgallen_taproom/
※ このほか、サンクトガーレン取り扱いビアバーでも提供(提供情報は公式サイトに随時掲載)。 - <樽生提供イベント>
- ▼2026年9月12日(土)、13日(日)
ビアフェス横浜2026
https://beerfes.jp/yokohama2026/
▼2026年9月17日(木)~21日(月・祝)
2026けやきひろば秋のビール祭り
https://www.beerkeyaki.jp/
▼2026年9月18日(金)~27日(日)
厚木オクトーバーフェスト2026
https://okt-fest.com/event/atsugi/
▼2026年9月18日(金)~10月4日(日)
横浜オクトーバーフェスト2026
https://www.yokohama-akarenga.jp/oktoberfest/
※ このほか、サンクトガーレン取り扱いビアバーでも提供(提供情報は公式サイトに随時掲載)。 - Webサイト
- 「FRESH HOP IPA(フレッシュ ホップ アイピーエー)」公式サイト


























