恵比寿にサッポロビールの醸造所が再び!開業は2023年末頃予定
2022-09-26

サッポロビールは2023年末、「ヱビスビール」発祥の地である東京都渋谷区の恵比寿に、ビール醸造施設を併設した「ヱビス」のブランド体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO」を新たに開業します。
ミュージアムやタップルームも併設
東京都渋谷区恵比寿で誕生した日本麦酒醸造会社(現サッポロビール株式会社)が、「ヱビス」ビールのルーツである「恵比寿ビール」の製造・販売を開始したのは1890年。その後長きにわたり製造されてきた「ヱビス」ですが、恵比寿の工場は1988年、移転に伴い、惜しまれながらも約100年におよぶビール製造の歴史に幕を下ろしていました。
それから35年後の2023年、街の名や駅の名前として愛され続けた恵比寿の地で、サッポロールが再び「YEBISU BREWERY TOKYO」としてビール醸造を再開させます。
「YEBISU BREWERY TOKYO」は、ヱビスのルーツに親しむミュージアム、ヱビスブランドのビール醸造を行うブルワリー、そしてブルワリーでつくられたビールを楽しみながら顧客との新しい関係を創造するタップルーム機能も併せ持つ施設になるとのこと。この拠点で生まれたオリジナルヱビスを楽しみながら、ヱビスブランドならではの個性と物語に触れることができる“圧倒的なリアル体験”の拠点になるとしています。
このほか、ブランドパーソナリティとして「幸せ時間を広げる先駆者」を掲げているというヱビスは、「YEBISU BREWERY TOKYO」の開業に先立ち、さまざまな新リアル体験接点の提供もはじめていく予定とのこと。また、デジタルを活用したコミュニケーションの本格始動や、ブランドの個性と物語を楽しむ新商品の提案等々、今後はヱビスならではのアクションを次々展開していくとしています。
「YEBISU BREWERY TOKYO」概要
- コンセプト
- さまざまな価値観が交差する、東京・恵比寿。
ヱビスビールの誕生とともに「恵比寿」と名付けられたこの街は、人とビールの物語に溢れている。
130年以上前に全てが始まったこの街で、私たちは再びビールづくりをはじめる。
ここは、ヱビスの座標軸でもあり、新たなビール文化が生まれる拠点。
ヱビスが生まれたこの場所で、新しいビールとビールを楽しむ幸せな時間の数々が、いま、まさにここから、つぎつぎと生まれていく。 - 施設名称
- 「YEBISU BREWERY TOKYO」
- 場所
- 東京都渋谷区恵比寿4-20-1 恵比寿ガーデンプレイス内(現:ヱビスビール記念館)
※ ヱビスビール記念館は2022年10月末から休館予定 - 開業
- 2023年末頃(予定)
- 総工費
- 約13億円
- 延べ床面積
- 318㎡
- 製造能力
- 130kl
- 内容
- ビール製造設備、ヱビスビール歴史資料展示、飲用スペース
- Webサイト
- 「ヱビス」ブランドサイト
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Follow @alwayslovebeert記者として工業専門誌で2年、編集ライターとしてライフスタイル雑誌で3年勤務したのち、フリーランスへ。2016年6月に当サイトを立ち上げ、企画、編集、取材ライティング、撮影、デザイン、コーディング等を担当。2021年5月に合同会社しおりワークスを立ち上げ、代表に就任。
HP:https://www.shioriworks.com/
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