本日開業「よなよな東京ブルワリー」!駅直結大型店でのビール体験で品川を活性化

ヤッホーブルーイングとワンダーテーブルは2026年3月30日(月)、駅直結(※)としては日本最大規模のブルワリーレストラン「YONA YONA TOKYO BREWERY(以下:「よなよな東京ブルワリー」)を「品川インターシティ」にオープンします。
本記事では3月25日(水)に行われた内覧会および醸造所ツアー、メディア発表会の模様をレポートします。
※ 駅の構内や駅ビルに直接つながっており、駅の改札から濡れずにアクセス可能な形態
席数約200、醸造所併設の駅直結ビアレストラン
「品川インターシティ」は、品川駅港南口から徒歩約5分という好立地にある超高層大型複合ビルで、2023年に開業25周年を迎えました。2025年9月からテナントのリニューアルが続いており2026年3月30日に全テナントがグランドオープンします。
その目玉となるのが地下1階の「よなよな東京ブルワリー」。ワンダーテーブルが運営する、ヤッホーブルーイングのクラフトビール「よなよなエール」の公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」の旗艦店であり、同ブランド初の醸造所併設店です。
店舗の規模は「YONA YONA BEER WORKS」の中で最大の約260坪。席数は197席(内カウンター33席)で、タップ(ビールの注ぎ口)数は計30以上もあります。
最も目を引くのは28タップを備える長い長いアイランドバーカウンターで、奥にはキッチンやクラフトビール醸造所の様子を間近に感じられるソファー席もあります。
レンガの壁面にアートが配され、天井に見せた配管はどことなく”工場”を思わせます。ヤッホーブルーイングの長野工場で実際に使っていたビールの樽を輪切りにした照明がある場所も。
DJブースもあり、週1のペースで稼働させる予定とのこと。
これらのこだわりの内装設計は、五感で楽しむ大型ブルワリーレストランの賑わいを容易に想像させます。
100坪以上の大型店舗の設計・運営を得意としているワンダーテーブルの河野博明代表取締役社長は、「クラフトビールファンはもちろん、品川エリアのビジネス層、週末のファミリー層にも楽しんでもらいたい」と話し、品川には外国人の方が多くいて宿泊や新幹線の乗り換えで使うものの、飲食店のために立ち寄ることはあまりないという現状を変えるべく「日本ナンバーワンのクラフトビール会社であるヤッホーブルーイングのビールをぜひこのブルワリーレストランで飲んでほしい」とインバウンドも視野に知れたターゲット層について語っていました。
できたて無濾過のGate One!数種の季節限定品も
よなよな東京ブルワリーのために新登場したフラッグシップビールで常時飲めるのが「Gate One(ゲートワン)」です。これまで大手との違いを出す意味合いでエールビールを多く出していたヤッホーブルーイングですが、今回はラガーを採用。「仕事終わりの渇いた喉を潤す、一杯目にぴったりのビール」のコンセプト通り、キリッとした味わいが魅力です。
つくりたて・無濾過の状態で飲めるので、加熱処理をして濾過器を通す通常の製品では取り除かれてしまうフレッシュさ、ホップの香りがしっかり残っており、味わいをダイレクトに感じられます。
写真左が「Gate One(ゲートワン)」、中央がJAPAN EDGEシリーズの第1弾「Sakura Knot(サクラノット)」です。
JAPAN EDGEは外国人観光客を意識し日本らしさを打ち出すシリーズで、春にぴったりなサクラノットの醸造は「桜の塩漬けを接触させる時間が長いと渋みや苦さが出てしまうので、そのコントロールが難しかった」とブルワー(醸造士)の倉田祐輔氏は話します。
写真右はTOKYO POPシリーズ第一弾の「Fruit Quartet Hazy(フルーツカルテットヘイジー)」です。「大箱なので、苦いビールが苦手な方も来店してくれそうだと思い、うちでは珍しくフルーツが入った甘めのビールをつくりました」とのこと。(ビール概要は過去記事参照)
このほか、つくり手の探求心が反映されたSEASONAL LIMITED(シーズナルリミテッド)シリーズもあり、3つのシリーズものは、1〜2か月周期で入れ替変えて醸造・提供。醸造所でつくったこれらのビール3〜4種と、「よなよなエール」をはじめとする定番製品を合わせた10種類程のクラフトビールを常時提供します。
「ここは規模が小さい醸造所なので、いろんな挑戦がしやすくて、お客さまの反応も近くでしっかり感じ取ることができます。評判が良いものは長野の工場で全国向けに展開することもできる」と倉田氏。
この醸造所には、同社の長野や北海道の工場にないクールプールという設備を入れており、熱々の麦汁を一度100℃から80℃に冷やしてからホップを入れることにより、苦味をできるだけ抑えて香りを出すことができるそうです。
さらに、他のクラフトビールブルワリーとコラボする話も出ているといい、「お互いを尊重し、レシピや哲学を開示し合うことは刺激や共感を生み、狭い業界を盛り上げることになる」と、この場を生かした文脈のあるものづくりに意欲的な姿勢を見せていました。
ソーセージ等とのペアリング。ビール持ち帰りもOK
クラフトビールの個性を最大限に引き出すために設計したという料理にも注目。自家製クラフトソーセージは北海道に赴いて製法を学び肉のミンチから店内で行うこだわりぶりで、インパクトがあり食べ応え十分な一品。ランチタイムにはホットドッグとして提供するそうです。
さらに最新のコンベクションを使ったローストチキンや、森のヤッホーサラダなど大皿料理を含む約30種類のオリジナルメニューがビールシーンを盛り上げます。
店内入口付近には物販スペースがあり、よなよな東京ブルワリー限定のアパレル品7種をはじめとするオリジナルグッズの数々が並びます。
写真の容器「グラウラー」は機密性と耐圧性が高く、ビールの冷たさと炭酸を維持できる品。テイクアウト専用のビールタップからビールを注いでもらい、屋外で飲むという楽しみが広がります。
蔵出しの味を試せる大人の醸造所見学ツアー
「YONA YONA TOKYO BREWREY 大人の醸造所見学ツアー」も月に1、2回実施する予定で、開催頻度は反響を見ながら検討するとのことです。
醸造所エリアに特別に立ち入ることができる大人の醸造所見学ツアーは長野工場で既に大好評を得ており、ここでもスタッフがビールの原料やその違い、つくり方にまつわるストーリーをわかりやすく楽しく説明してくれます。
原料のピルスナーモルトを数粒口に入れ、よく噛んでみる体験では、思った以上の甘みを感じ、ビールづくりを支える糖化について想像を巡らすことができます。
出来上がりに近い新鮮なビールをタンクから直出しし、テイスティングする体験も貴重です。
「YONA YONA TOKYO BREWREY 大人の醸造所見学ツアー」概要
- 実施日程
- 4月26日(日)、5月10日(日)、24日(日)※開催頻度は反響を見ながら検討
1日2回実施(11時40分~・14時40分~)・各回60分 ※10分前より受付開始 - 定員
- 各回15名・完全予約制 ※定員に達し次第締め切り
- 予約受付
- 4月6日(月)より
- チケット価格
- 3,520円(税込)
- チケット購入方法
- 専用サイトにて先着順で販売 https://yonasato.com/column/information/detail/event_shinagawabt_310325/
エンターテイメント性を重視し、品川を盛り上げる
ヤッホーブルーイング代表取締役社長・井手直行氏は、自らの事業を「ビール製造業」ならぬ「ビールを中心としたエンターテイメント事業」とし、最高のクラフトビール体験の拠点をずっと東京につくりたかったとこれまでの思いを述べました。
日本屈指のターミナル駅品川で、ブルワリーツアーやビールセミナー、同社が得意とする飲み会イベントといったエンターテイメントの機会を増やしてたくさんの人に体験しに来てもらい、「この街なんか変わったな、と言われるくらいにしたい。それができるのはヤッホーブルーイングしかないのではないか」と熱い意欲を語りました。
1980年代から品川インターシティの開発を行い、街づくりを主導してきた日鉄興和不動産株式会社の和田光央氏は、ビジネス街に留まらないコミュニティの場の形成を目指して、「ここでしかできない体験を仕掛けるワンダーテーブルとヤッホーブルーイングとしっかりタッグを組み、品川エリアを盛り上げていきたい」と意向を語りました。
YONA YONA TOKYO BREWERY 概要
- 名称
- YONA YONA TOKYO BREWERY
- 所在地
- 東京都港区港南二丁目15番2号 A棟部B1F
- アクセス
- JR品川駅 港南口直結
- 延床面積
- 約856㎡
- 開業時期
- 2026年3月30日(月)
- 営業時間
- 【月〜金】11時30分~15時00分、17時00分~23時00分
【土・日・祝】11時30分~23時00分 - 年間製造量
- 66kL予定
- 席数
- 約200席予定
- 予約サイト
- https://yonayonatokyobrewery.com/
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Follow @alwayslovebeert都内の編集プロダクションで雑誌編集ライターとして約3年、地方新聞の記者として約1年の勤務経験を積む。2009年にインナーライズを立ち上げ、フリーランスとして独立。以来、取材・執筆、WEB・紙媒体等のデザイン制作、さらに心身のヒーリングを行う。
HP:インナーライズ
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