ハイネケン 0.0(ゼロゼロ)発売！国内ノンアルでシェア5％目指す

2023-09-25

ハイネケン・ジャパンは2023年10月16日（月）、日本国内における海外ビール売上1位（※1）というブランド「Heineken」から、ノンアルコールビール「Heineken 0.0（ハイネケンゼロゼロ）」を全国で発売します。

※1　出典元：インテージSRI+ 海外プレミアムビール市場 2022年1月～2022年12月 累計販売容量 7業態計（SM・CVS・HC・DRUG・酒量販店・一般酒販店・業務用酒販店）

日本の消費者に新しい選択肢を

今回発売される「Heineken 0.0」は、2017年にオランでで販売開始して以来、世界110の市場で支持され、ノンアルコールビールとして世界最大の売上（※2）を記録しているという商品です。9月下旬に行われた同社の製品発表会では、本商品に関するハイネケン・ジャパンの戦略や、ハイネケンのグローバルマスターブリュワーによる本商品の特徴などが紹介されました。

※2　出典元：2022年1月～12月 GlobalData社調べ 全世界販売量ベース

2030年ビジョンの1つに「適性飲酒への筋道を作る」を掲げ、広報活動においてメディア投資に使う費用の10％を「責任あるアルコール消費のキャンペーン」に使用しているというハイネケン。

「『Heineken 0.0』は、そうした責任ある飲酒やバランスの取れた健康的ライフスタイルといった最近の文化的トレンドにも見合った商品にもなる」と語るのはハイネケン・ジャパン代表取締役社長のトニー・ウィーラー氏です。同社は「Heineken 0.0」で、日本の消費者に新たな選択肢を提供し、2025年までに日本のノンアルビール市場におけるシェア5％の獲得を目指すとしています。

フルーティーな香りと柔らかなボディ

同社マスターブリュワー（醸造責任者）たちが厳選素材を使用して完成させた“ビール愛好家のための新しいノンアルコールビール”という「Heineken 0.0」の特徴は、「脱アルコール製法」を採用している点。

「Heinekenオリジナル」にも使われている同社独自の「A酵母」を使って本物のビールを醸造したのち、そのベースとなる味わいの骨格を壊さないよう、減圧蒸留によって低温でやさしくアルコールだけを取り除く手法を採用。そのうえで、アルコール除去の過程でわずかに失われた香りを再度加えることにより、「バランスの取れた、フルーティかつ柔らかいモルト感を楽しめるリッチな味わい」を引き出したとしています。

我々のチームで真においしいノンアルを

今回の製品発表に合わせて来日した同社グローバルマスターブリュワーのウィレム・ヴァン・ウェイズバーグ氏は、「消費者ニーズも考えると、適正飲酒を掲げるハイネケンとしてノンアルビールをつくることは自然な流れだった」一方で、「それまで私自身が一度もおいしいノンアルビールに出会ったことがなかったため、醸造責任者としては当初懐疑的な面もあった」と言います。

しかし、「自分のチームなら本当においしいノンアルをつくることができると信じて開発を進めていった」というウェイズバーグ氏。開発には3ヶ国で4チーム、およそ50名が参加したそう。各チームがそれぞれ異なるテクノロジーを駆使して毎月新しいノンアルビールをつくり、それを皆でテイスティング・評価して最も良いものを選んだのち、そのテクノロジーを使って翌月までにまた新しいノンアルビールを各チームがつくるということを8ラウンド（8ヶ月）繰り返し、本商品が完成したとしています。

「Heineken® 0.0」概要