六本木初のクラフトビール醸造所が誕生! クラウドファンディングも開始


東京都・港区のビールバー「Inazuma Dining」を運営するリバティーン株式会社は2017年10月25日(水)、六本木初のクラフトビール醸造所Inazuma Beer」への支援募集プロジェクトを、クラウドファンディングのサイト「Makuake」にてローンチしました。

 


“廃墟”をリノベートしてブルワリーに

10年間使われず外壁すら剥き出しだった古い建物をリノベートして一からつくりあげたという「Inazuma Beer」。地下1階には今年4月に先行オープンしたビールバー「Inazuma Dining」が併設されていて、今後はいわゆるブルーパブ形式となります。

 

 

今回のファンディングでは、「ビールと料理のペアリングコース体験」や「来店時に毎回1杯目のビールが無料となる会員権」等々、店舗での多彩なリターンも設定。「店舗でしか飲めないできたてのクラフトビールはもちろん、クラフトビールと料理との多彩なペアリングも体験して欲しい」とのことです。

 

ブルワリーやビールバーでの研鑽を経て

醸造責任者の稲津尚美(イナヅ・ナオミ)さんはこれまで、多種多様なビールの世界に引き込まれていくなかで醸造にも興味を抱き、自ら書籍等で学ぶ一方、ベルギービールの店舗で働いていた経験もあるそう。

その後、ご縁のあったビール醸造所(以下、ブルワリー)で醸造の研鑽を積んだのち、今回「Inazuma Beer」で六本木初のオリジナルクラフトビールをつくることになったとしています。

11月の稼働開始を予定しているブルワリーでは、ホップの苦味や香りをしっかり効かせたIPA(インディア・ペールエール)をはじめ、ウィートビールスタウト等々、多様なビールを醸造していくとのこと。今回のファンディングによる支援はブルワリーで追加設備購入資金の一部に充てていきます。

クラウドファンディングサイト「Makuake」支援募集ページ
公開日時:2017年10月25日 11:00

 

次々と誕生する東京のブルーパブ

昨年12月のエントリーでは、「実は東京が日本で最も小規模なブルワリーの数が多い地域」とレポートしていますが、今年に入ってもその勢いはまったく衰えないどころか、むしろ加速している感があります。

都心の一等地でブルワリーが生まれて、しかもそこに自分が出資者の一人として参加することもできる…。

数年前、クラフトビールのムーブメントが拡大したり、クラウドファンディングという手法が浸透したりする以前は考えられなかったようなことが、最近は次々と現実になっていて、ビールファンとしてはますます楽しみになってきました♪

 


概要「Inazuma Beer」「Inazuma Dining」

住所
東京都港区六本木3-6-9
TEL
03-6441-2802
Webサイト
INAZUMA DINING 公式HP

 

 

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