福井第1号地ビール復活へ!長浜浪漫ビールが若狭ビール再生PJを始動

長浜浪漫ビールが若狭ビール再生PJを始動

滋賀県長浜市の長浜浪漫ビールは2026年7月、2025年8月に破産手続きの開始決定を受けていた福井県三方郡美浜町のクラフトビール醸造所「若狭シーサイドブルワリー」の修復および再生プロジェクトをスタートしたことを発表しました。

 

若狭ビールは「残すべき事業」

長浜浪漫ビールが若狭ビール再生PJを始動

福井県第1号の地ビールとして長年愛されてきたという「若狭ビール」は、製造元であるドライブイン「千鳥苑」が、交通環境の変化やコロナ禍の影響を受け、2025年8月に破産手続きの開始決定を受けたことにより一時ブランド消滅の危機に瀕していたとしています。

しかし、破産管財人による試飲の結果、若狭ビールは「残すべき事業」であると判断され、これを受けて福井地裁から限定的な事業継続の許可が出されていたそう。そのうえで、タンクに保管されていた分のビール販売を継続するとともに、将来に向けた事業の引き継ぎ先の模索が進められていたとのことです。

 

食とともにあるクラフトビール文化の醸成を

長浜浪漫ビールが若狭ビール再生PJを始動

その引き継ぎ先として手を上げたのが、1996年の創業以来、滋賀県長浜市でクラフトビールを醸造し続けてきた長浜浪漫ビールです。

若狭はかつて、朝廷に豊富な貝水産物や食材を納めた「御食国(みけつくに)」として栄え、今なお独自の豊かな食文化が息づくという土地。長浜浪漫ビールが県境を越えて若狭の地で挑戦する理由は、単なる設備の買収やビールの復活にとどまらず、同社がこれまで培ってきた醸造技術と、若狭が持つ豊かな風土・食文化が掛け合わせることで、お酒の枠を超えた「食とともにある新しいクラフトビール文化」を創出できると確信したためとしています。

 

設備の修復・整備作業が本格的にスタート

長浜浪漫ビールが若狭ビール再生PJを始動

現在、閉ざされている醸造所では、復活に向けた設備の修復・整備作業が本格的にスタート。長年稼働していなかった機械の整備には予期せぬ不具合も相次ぎ、数多くの課題に直面している状況とのことですが、それでも一歩ずつ前へ進み、「この若狭の海から小さな舟をこぎだそうとしている」という長浜浪漫ビール。「今回の挑戦が、いつか多くの人を乗せて世界へ漕ぎ出す大きな船になることを信じ、最高の状態、そして確かな品質で皆さまのもとへお届けできるよう、準備を進めております」としています。

 

若狭ビール、長浜浪漫ビールのSNSおよび公式サイト

若狭ビール Instagram
https://www.instagram.com/wakasa_beer/
若狭ビール Facebook
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若狭ビール X
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長濱浪漫ビール 公式サイト
https://www.romanbeer.com/

 

山本兼司
この記事を書いた人
山本兼司
■「Always Love Beer(オールウェイズ・ラブ・ビール)」代表
記者として工業専門誌で2年、編集ライターとしてライフスタイル雑誌で3年勤務したのち、フリーランスへ。2016年6月に当サイトを立ち上げ、企画、編集、取材ライティング、撮影、デザイン、コーディング等を担当。2021年5月に合同会社しおりワークスを立ち上げ、代表に就任。
HP:https://www.shioriworks.com/