日本初:発酵･醸造食品向け大型産業展が東京ビッグサイトで開催!

2022-11-22

各種カンファレンスや展示会の企画・運営を手がけるTSO International（東京都新宿区）は2022年11月29日（火）～12月1日（木）の3日間、発酵と醸造を主なテーマとする日本初（※）の展示会「第1回国際発酵・醸造食品産業展」を、東京ビッグサイトにて開催します。

※ 日本国内で開催されている発酵と醸造を主とする展示会において。2022年11月TSO International調べ

来場者数見込みは3日で2万人超

近年研究がいっそう進み、品質の向上だけでなく健康効果のエビデンスも数多く発表され注目が高まっている発酵・醸造食品。今回の産業展は、そんな発酵・醸造に関わるあらゆる食材、素材、製造設備、検査機器、研究機器、パッケージ製品を集めた専門展になります。

会場には日本全国から、発酵食品・醸造飲料の素材や原料、製造設備や加工機器、研究開発・試験機器など、さまざまな製品やサービスを取り扱う企業約250社が集結（同時開催展含む）。10月からの入国規制緩和や日本独自の発酵文化への関心もあり、現在は海外からの来場登録も増えているそうで、「世界へ向けて最新の製品とトレンドを発信する場となる」とのこと。すでに多数の事前来場登録と関連セミナーへの申込みがあり、健康食品やサステナブルフードを展示する専門展も同時開催することにより、今回は3日間で合計20,000人以上の来場者を見込んでいるとしてます。

クラフトビールの試飲コーナーも

ビール関連では、網走ビール（北海道網走市）、大雪地ビール（北海道旭川市）、ベアレン醸造所（岩手県盛岡市）、協同商事コエドブルワリー（埼玉県川越市）、京都醸造（京都府京都市）等、各地の有力ブルワリーが参加する予定。輸入ワイン・国内醸造ワインとともに専用のパビリオンが設置され、試飲など飲み比べもできるそうです。

発酵や醸造に関するセミナーも多数開催

このほか、会期中は最新の麹菌や発酵食品、栄養学や乳酸菌などによる腸内環境などに関して、合計30以上におよぶ各界の専門家・有識者によるセミナーも実施されます。すでに満席、残席少のセミナーもあり、来場者の関心の高さが表れているとしています。

注目セミナーの一部

「微生物からみる世界と日本の発酵食品」

藤本 倫子 氏（一社）日本発酵文化協会 上席講師
11/29（火） 14:00～15:30

「腸内環境を整えてウェルビーイングを実現する層別化ヘルスケアの可能性」

福田 真嗣 氏（株）メタジェン 代表取締役社長CEO・CGDO
藤田 康人 氏（株）インテグレート 代表取締役CEO
11/30（水） 15:00～16:30

「最新の乳製品機能性と超高齢社会での市場ニーズ」

齋藤 忠夫 氏 東北大学大学院農学研究科 名誉教授
12/1（木） 11:00～12:30

「日本ビール産業史」

端田 晶 氏　作家・ビール文化研究家
12/1（木） 11:00～12:30

「第1回 国際発酵・醸造食品産業展」概要