新ブランド投入も!ヤッホーブルーイングが2024年事業戦略を発表

ヤッホーブルーイング2024事業方針発表会

ヤッホーブルイーングは2024年3月8日(金)、都内の同社公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」にて、2023年事業概況および2024年事業戦略の説明や、新商品「隠れ節目祝いセット」の発表などを行いました。

 


2023年は2019年比で約30%増

ヤッホーブルーイング2024事業方針発表会

短期的な増減はありつつも中長期では拡大を続けてきた国内のワイン消費数量を例にとり、ここ数年の急速なビール醸造所増加を含めたクラフトビール市場の拡大見通しについて説明する、同社代表取締役社長の井出直行[いで・なおゆき]氏。

まず、2023年を振り返ると、新型コロナウイルス5類への移行による巣ごもり需要の終焉、酒税法改正によるビール減税等、ビールメーカーとして悲喜こもごもの外部環境変化を経て、売上については対前年比こそ微減となったものの、2019年比では約30%増を達成したとしています。

そのなかで、同社は昨年3月に北海道北広島市の北海道日本ハムファイターズ新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」内で、ビール醸造所併設レストラン「そらとしば by よなよなエール」を開業。また、年間を通して同社佐久醸造所の見学ツアーを含む計152回のリアルイベントを実施し、延べ約3,000人を動員するなど、2023年はリアル施策の充実が目立った1年となりました。

 

ファンとの接点がさらに多様化する1年に

ヤッホーブルーイング「正気のサタン」

“0.7%”のAlc.表記を目立たせ“微アル”表記も追加した「正気のサタン」缶体(画像はイメージです)

そのうえで2024年は、北軽井沢にて人気の大型野外イベント「よなよなエールの超宴(ちょううたげ)」の5年ぶり開催を予定。また、適正飲酒に対する関心の高まりもうけ、今年1月にはアルコールに強くない人々も“微アル”を楽しめるイベント『お酒に強くないみんなの飲み会「微アルでここちよい新年会」』をすでに開催しています。こちらは参加者による次回参加意向度が100%に達したとのこと。微アルカテゴリは今後も注力していく方針ということで、昨年発売して大きな反響を呼んだ微アル商品「正気のサタン」についても、6月頃の出荷分からパッケージデザインがリニューアルされることとなりました。

さらに、2年目を迎える「そらとしば by よなよなエール」でも工場見学ツアーほか、新イベントのトライアルを検討するなど、ファンとの接点をさらに拡大させるさまざまな施策が発表されました。

 

大反響の「隠れ節目祝いセット」が正式発売

ヤッホーブルーイング2024事業方針発表会

「常に社内で200人ぶんの脳から自由にアイディアがあがってくる」(同社プロモーションユニット 河津愛美[かわず・まなみ]氏)というヤッホーブルーイングでは、“何人かが賛成して、他の大多数がぽかんとしているような”斬新なアイディアが採用されることもしばしばだそう。

また、ヤッホーブルーイングは同日、卒乳やイヤイヤ期卒業といった“隠れた節目”をお祝いする新商品「隠れ節目祝いセット」の発売も発表しました。もともと本商品は、5,000名に無料提供すべく2023年3月に応募を開始した企画として誕生したものでしたが、2週間で約1万7,000件、同年12月までに約2万7000件もの応募があったそう。

その反響は大きく、実際に「卒乳がビッグイベントだった」という母親から、卒乳等で妻をお祝いをすべく応募したという父親まで、非常に多くの感動・感謝の声が集まったという本セット。「買ってでも欲しい」「友人に贈りたい」、あるいは来年や再来年に向けて「予約をしたい」等々、販売を求める声も多かったことから、今回の正式な発売となりました。「ゆくゆくはいち企業のいちセットを超えて、隠れ節目を祝うということを文化にしていきたい」(河津氏)としています。

 


5月上旬に高付加価値ブランドが新登場

ヤッホーブルーイング2024事業方針発表会

このほか、新市場創出に向けて高付加価値の新ブランドも5月上旬に発売予定とのこと。詳細は明かさなかったものの、現在の日本にほとんどない市場の創出を目指した商品になるとのことで、まずはEC販売を中心にしつつ、流通にも出していく予定としています。

一方、大阪府の泉佐野市とタッグを組んで計画している新しいビール醸造所「ヤッホーブルーイング大阪ブルワリー(仮称)」は、これまで目標としていた2025年春開設が2026年中稼働へと延期になりました。本ブルワリーは見学ツアーをメインとしたエンターテインメント性のある施設を目指しており、「(同施設で)やりたいことがてんこ盛りに膨れ上がってきた」(井出氏)結果としての前向きな延期としています。

「ヤッホーブルーイング 大阪ブルワリー(仮称)」概要

ヤッホーブルーイング2024事業方針発表会

今回初めて公開された「ヤッホーブルーイング大阪ブルワリー」の外観パース図

名称
「ヤッホーブルーイング 大阪ブルワリー」(仮称)
所在地
泉佐野市りんくう往来北1-24
交通
りんくうタウン駅1番出口から徒歩4分。なんばや関西国際空港から直通電車有り
敷地面積/建物の延べ床面積
8,318㎡/1,987㎡
製造能力
年間約900Kl

 

 

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